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目次 <イベント/セミナー> ■「自作オーディオ自慢大会」授賞式 ■工作教室 「スピーカー工作教室」「レコード盤録再蓄音機工作教室」 ■出版社セミナー 「鮮度バツグンCDはこうやって作られる」小川洋 オーディオベーシック/共同通信社 ■トーク・セッション 襟川クロ「ホームシアターを10倍楽しむ10の名作」 ■ 出版社セミナー 「真空管アンプで聴くコロムビア名盤LP復刻シリーズ」柳沢正史 MJ無線と実験/誠文堂新光社 ■トーク・セッション 小林和男「名指揮者とオーディオの世界」 <1階/カーAVゾーン> ■日本ビクター Victor Company of Japan, Limited ■アルパイン / アルパインマーケティング Alpine Electronics,Inc. / Alpine Marketing,Inc. ■パイオニア / パイオニアマーケティング PIONEER CORPORATION / PIONEER MARKETING CORPORATION ■三菱電機 / 三菱電機エンジニアリング Mitsubishi Electric Corporation / Mitsubishi Electric Engineering Co.,Ltd. <インストーラーコーナー> ■インストーラーコーナーレポート <M2F試聴室レポート> ■日本ビクター Victor Company of Japan, Limited ■エム・ビー・エル mbl ■富士通テン FUJITSU TEN LIMITED ■三菱電機 / 三菱電機エンジニアリング Mitsubishi Electric Corporation / Mitsubishi Electric Engineering Co.,Ltd. ■ドルビーラボラトリーズ インターナショナル サービスインク Dolby Laboratories International Services Inc. Japan Branch ■フォステクスカンパニー Fostex Co. ■ボイスコイル・ダイアフラム スピーカー ラボ Voice-coil Diaphragm Speaker Laboratory ■カインラボラトリージャパン Cayin Laboratory Japan ■ヤマハ / ヤマハエレクトロニクスマーケティング YAMAHA CORPORATION / YAMAHA ELECTRONICS MARKETING CO.,LTD. ■dts Japan dts Japan, inc. ■ソニー Sony Corporation |
<イベント/セミナー> 「自作オーディオ自慢大会」授賞式
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■工作教室 「スピーカー工作教室」 「レコード盤録再蓄音機工作教室」 スピーカー工作教室は、お子様と一緒に家族で参加できるイベントとして、今年も大変な人気となりました。スピーカーや蓄音機を作る中で、音の出る仕組みに興味を引かれながら、楽しそうに作り上げる子供達の笑顔が印象的。A&Vフェスタでは、今後も音と映像の楽しみの中に、「作る喜び」を加えた企画を実施していこうと考えています。 「スピーカー工作教室」 「レコード盤録再蓄音機工作教室」 |
■出版社セミナー 「鮮度バツグンCDはこうやって作られる」小川洋 オーディオベーシック/共同通信社 録音プロデューサー、雑誌ライター・エディターである小川洋氏を迎えておくる新鮮録音音源の聴き比べイベント。共同通信社の季刊「オーディオベーシック」の付録についているCD「優秀録音の宝庫」などから、小川氏の手掛けた臨場感溢れる音源の数々を中心にご紹介して頂きました。羊の腸を巻いた「ガット弦」の音の魅力や、チューニングを落としたチェロの低音、マイクセッティングとミックスによる音の印象の違いなど、リスナーにとってとても興味深い録音現場の話を中心に展開。スピーカーは、小川氏の薦めるフォステクスの「RS-2」を使用。スピーカーについては、「録音の時に聴こえなかった音が出てきてびっくりした。これはヤバイと思いましたね」とコメントされていました。
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■トーク・セッション 襟川クロ「ホームシアターを10倍楽しむ10の名作」 DJ、映画音楽パーソナリティーとして活躍している襟川クロさんの講演は、ハードも大事だけれどソフトはもっと重要、といった立場から自ら選んだDVDの名作を紹介。敢えてCGのチープさを楽しんで欲しいという『ポセイドン』や、SF的でない新しいCGの使い方としてハリウッドからも注目されたという『ALWAYS 三丁目の夕日』、映画としての存在感がある『Vフォー・ヴェンデッタ』などを紹介。「外見だけ良くて中身がない人間がつまらないのと同じように、いいハードを沢山そろえても良いソフトがないとダメだと思います」とお話されていました。
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■出版社セミナー 「真空管アンプで聴くコロムビア名盤LP復刻シリーズ」柳沢正史 MJ無線と実験/誠文堂新光社 アルテックのスピーカー「A7レガシー」と真空管アンプで音楽を楽しむイベント。コロムビアミュージックエンターテインメントからリマスタリングされた復刻版として10月に発売されるアナログレコードのラッカー盤を再生しながら試聴が進められました。柳沢正史氏は、真空管アンプ研究家として、誠文堂新光社の発刊する月刊誌「MJ無線と実験」で執筆活動をしている方です。「MJ無線と実験」は真空管アンプを始め、さまざまなオーディオ関連アクセサリーについて特集企画を組んでいる雑誌です。セミナーでは、アナログレコードの音を真空管アンプとアルテックのスピーカーによる、独特の味わい深い音で奏でながら、ジャズ、歌謡曲、クラシックなど幅広い音楽が楽しめました。
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■トーク・セッション 小林和男「名指揮者とオーディオの世界」 東京外語大学のロシア科を卒業し、NHKに入社してキャスターとして活躍、現在は解説員を務めている小林和男氏のセミナー。1985年に「世界シンフォニー」という番組企画で、NHKの高度な放送技術を使って、世界中にいる演奏家に対して、東京にいる小澤征爾氏が指揮を振るという壮大な企画があったそうです。そこへロシアの世界的なチェリスト、ムスチスラフ・ロストロコーヴィッチに参加してもらおうとロシアまで出向いて、得意のロシア語を駆使して説得。一度は断られたものの、その後説得に成功して、個人的なおつき合いも始まり、ロストロポーヴィッチのワインコレクションから好きなものを抜いて酌み交わすようになるまでの大変さが印象的でした。また、ワレリー・ゲルギエフとキーロフ劇場芸術監督に就任した時の苦労話について対談した様子など、映像を交えて興味深いお話を頂きました。
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<1階/カーAVゾーン> 女性コンパニオンたちによって華々しく展開されている「カーAVゾーン」では、各社のデモカーで最新のカーAV機器、およびカーナビゲーションシステムのデモンストレーションが行われていました。今日も、各デモカーには多くの来場者が集まり、車の中で楽しむ音と映像の世界を堪能していたようです。 ■日本ビクター Victor Company of Japan, Limited 日本ビクターでは、USBスロットを持ち、USBストレージでパソコンとデータのやり取りができるカーオーディオシステムを提案。WMAやMP3形式の音楽データなどをパソコンから持ち出して、カーオーディオで楽しむことができます。また、HONDAのオートバイのオプションとして発売しているモーターサイクル用のオーディオも出品。コンパクトで高性能なデジタルアンプを搭載して、走るスピードに応じて音量を変化させるなど、オートバイでも実用的に楽しめるオーディオです。
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■アルパイン
/ アルパインマーケティング Alpine Electronics,Inc. / Alpine Marketing,Inc. アルパインは、B5サイズの小さくてコンパクトでありながら、高性能デジタルアンプ「PDXシリーズ」を提案。従来のサブウーファー専用のハイパワー機ではなく、本格的な音を追求した高品位アンプです。デザインも魅力的で、クールなブラックのボックスが印象的。このアンプを使ったデモカーでは、これまでのデジタルアンプの印象を消し去る、量感とコシのある低域を聴くことができます。この他、目的地まで素早くたどり着ける道をナビゲートするカーナビも注目を浴びていました。
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■パイオニア
/ パイオニアマーケティング PIONEER CORPORATION / PIONEER MARKETING CORPORATION パイオニアは、「カーエンターテイメントの結束」をテーマに独自のブランド「カロッツェリア」の、好みや求める性能に応じて選べるカーオーディオ、カーナビゲーションのシステムを紹介。カーナビゲーションシステムとカーAVシステムを融合させた、車の中の音と映像、そして快適なドライビングの世界を追求しています。デモカーには終日、視聴を待つ来場者で賑わっていました。
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■三菱電機
/ 三菱電機エンジニアリング Mitsubishi Electric Corporation / Mitsubishi Electric Engineering Co.,Ltd. 三菱では、自社オーディオブランド「ダイヤトーン」の新しい車載用スピーカー、また地上デジタル放送が楽しめる車載用地上デジタルTVチューナーなどのカーTV機器を出展。地上デジタル放送は、移動体での受信に有利なため、これまでのアナログテレビとは比較にならない美しい映像を車の中で楽しむことができます。トンネルの中などでも従来より比較的視聴しやすくなっているということです。ダイヤトーン車載用スピーカーは、ソースに入っている音楽情報をできるだけ加工せずストレートに表現することを目的に作られているということで、立ち上がりの良い緻密な解像力が魅力です。
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<インストーラーコーナー> ■インストーラーコーナーレポート カーインストーラーコーナーでは、さまざまなカーオーディオをインストールしたデモカーが出品され、その音もさることながら、インストールされたスピーカーやアンプの美しさ、カッコ良さが競われています。独創的なアイディアと技術力でインストールされたカーオーディオは、まさにインストーラーたちの作品のようなもの。オリジナリティ溢れるオーディオセッティングが楽しめました。 |
<M2F試聴室レポート> ■日本ビクター Victor Company of Japan, Limited 日本ビクターは、12面体構造の球形スピーカーとして登場した「呼吸球式スピーカー」と木のコーン紙を使った「ウッドコーンスピーカー」が話題になり、注目を浴びていました。「呼吸球式スピーカー」は、60年以上も前から理想的な音源の代名詞であったそうで、全方向に音を放射する無指向性スピーカーならではの音場感と、キャビネットによる音の回折のない優れた特徴を持つということです。ウッドコーンスピーカーは、1階のブースでもメインにプレゼンテーションされていたスピーカーで、木が使われることの多い楽器の音を理想的に鳴らすのは木が最適であるという発想から生まれたそうです。
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■エム・ビー・エル mbl ドイツのハイエンドオーディオブランド「mbl(エム・ビー・エル)」は、ピュア・オーディオの熱心なファンが立ち寄り熱心に耳を傾ける姿が見られました。22日のセミナーホールのレポートにも掲載しましたが、mblは無指向性の「呼吸球式スピーカー」のシリーズを展開しており、その優れたデザイン性と高品位な音に注目が集まっていました。
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■富士通テン FUJITSU TEN LIMITED 富士通テンでは、独自のフットボールのような形のスピーカー、イクリプス「TDシリーズ」で、5.1サラウンドシステムを組み、試聴会を実施。音楽をストレートに、原音に忠実に再現するために「音の波形に忠実なスピーカー」を求めた結果、こうした形になったそうです。コンサートの録音では、各演奏者たちの演奏する場所が明確に表現され、優れた音の立ち上がりを生むということです。試聴室は終日多くの来場者を集めていました。
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■三菱電機
/ 三菱電機エンジニアリング Mitsubishi Electric Corporation / Mitsubishi Electric Engineering Co.,Ltd. このブースでは、ダイヤトーンのスピーカー新作のデモが行われました。車載用に作られたスピーカーシステム「DS-SA3」および家庭用のスピーカーシステム「DS-MA1」の試聴会を実施。試聴会実施中は入退場を制限してこだわりの音の魅力を伝えていました。この新しいスピーカーシステムは、音源に込められた音楽の魅力を変化させることなく、ストレートに伝える技術が投入されているそうです。
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■ドルビーラボラトリーズ
インターナショナル サービスインク Dolby Laboratories International Services Inc. Japan Branch DVDの標準音声仕様として知られる技術を提供しているドルビーラボラトリーズは、新しくHD DVDに採用されている高精細映像放送番組やパッケージメディア向けに開発された音声技術「ドルビーデジタルプラス」、および元の音源に100%復元できるというロスレス符号化技術「ドルビーTrueHD」を紹介し、試聴会を行いました。高精細な映像が標準化されていく中、注目されている音声技術です。
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■フォステクスカンパニー Fostex Co. スピーカーを始めさまざまなオーディオ機器を提供するフォステクスカンパニー。2階のセミナーホールでは、NHKなどの放送局でも使われている同社のモニタースピーカー「RS-2」で、さまざまなセミナーを楽しむことができました。このフォステクスカンパニーのブースでも、この「RS-2」をじっくりと技術者の解説を交えて聴くことができました。また、昨年のA&Vフェスタにも出品されたアクティブコンタクトスピーカー「GY-1"エア"」が発売になり、音とインテリアの融合を提案。注目を浴びていました。
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■ボイスコイル・ダイアフラム
スピーカー ラボ Voice-coil Diaphragm Speaker Laboratory スピーカーに入力される音声信号によって直接動くのはボイスコイル。では、そのボイスコイル自体が振動板となるスピーカーを作ったら、優れた音を引き出せるのではないか?という発想から独自の提案を行っているのがボイスコイル・ダイアフラム スピーカー ラボ。提案する商品がそのまま会社名にもなっている、高い意気込みを感じさせるメーカーです。試聴会ではこのボイスコイル・ダイアフラムスピーカーで音楽をじっくりと聴かせ、その自然で豊かな音の表現力が注目を集めていました。
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■カインラボラトリージャパン Cayin Laboratory Japan カインラボラトリージャパンでは、美しくも高音質な真空管アンプの数々を出展。特に最終日は、海外より技術者がやってきて自ら公演を行うなど、注目が集まっていました。今年は特に真空管とトランジスターの両方を組み合わせたハイブリッドアンプ「CAYIN H80A CLASS A INTEGRATED AMPLIFIER」など、真空管とトランジスタのそれぞれの良い部分を引き出したアンプの試聴会に多くの人が訪れていました。
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■ヤマハ
/ ヤマハエレクトロニクスマーケティング YAMAHA CORPORATION / YAMAHA ELECTRONICS MARKETING CO.,LTD. “Soavo(ソアヴォ)”という新しいスピーカーを発表したヤマハでは、このスピーカーを使って2つの部屋でデモンストレーションを実施。ひとつはマルチチャンネル、そしてもうひとつの部屋では2chステレオの試聴会を行いました。Soavoは、ヤマハが永年、楽器の製作を行ってきたノウハウも投入されているそうで、ピアノやサックス、クラリネットなどさまざまなアコースティック楽器の音色をありのままに表現するスピーカーを目指して製作されたそうです。楽器メーカーでもあるヤマハならではの説得力のあるプレゼンテーションでした。視聴には、ヤマハの最新DSP AVアンプ「DSP-AX2700」も使われていました。
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dts
Japan dts Japan, inc. dtsジャパンでは、同社のデモディスクを使い、HD DVDとブルーレイディスクのプレーヤーを使ってデモを実施。高品位なサラウンド音声を提供するdts音声の素晴らしさを伝えました。また、新しいフォーマットとして提案されている「DTS HD」の体験視聴をいち早く実施。「ゲド戦記」「イノセンス」といった最新の作品からイベント用にマスターを起こした貴重なデモを楽しめました。
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■ソニー Sony Corporation ソニーの試聴室では、アナログマルチチャンネルインテグレーテッドアンプ「TA-DA3200ES」や、スーパーオーディオCDプレーヤー「SCD-XA9000ES」など年末に発売予定の製品による7.1chのデモを実施しました。最大300インチの大画面で楽しめるという10月に発売の液晶プロジェクター「VPL-VW50」による映像とともにDVDアニメ「イノセンス」、マーカスミラーの「シルバーレイン」などが楽しめました。
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ご来場ありがとうございました。 また、来年お会いしましょう。 |