過去のおすすめソフト
株式会社音楽之友社 ステレオ編集部(選者)福田 雅光氏 4月の優秀録音盤
株式会社シーディージャーナル CDジャーナル誌 (選者)村尾 康郎氏 4月の推薦盤
2021年3月29日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト
クレツキ/ベートーヴェン:交響曲全集 パウル・クレツキ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団ほか
タワーレコード限定発売
制作・発売:日本コロムビア
リリース日:2020.11.18
品番:TWSA-1080(5枚組)
(スーパーオーディオCDハイブリッドレイヤーディスク)¥9,000(+税)
聴きどころ
ベートーヴェン生誕250年記念。名匠クレツキの代表的名盤を本国チェコのスプラフォン社が所有するオリジナルアナログマスターテープから世界初のDSDリマスタリングを施しハイブリッドSA-CD化。これまで以上に感動が得られる、貴重な作品に仕上がりました。楽曲解説28ページブックレットを片手に、ベート-ヴェン思いを馳せながら、1番から9番の合唱まで、ゆっくり鑑賞したい録音です。
評:JAS
ノイマン/シューベルト:交響曲第8(7)番<未完成>・第3番 ほか ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
タワーレコード限定発売
制作・発売:日本コロムビア
リリース日:2020.11.18
品番:TWSA-1088
(スーパーオーディオCDハイブリッドレイヤーディスク)¥2,700(+税)
聴きどころ
ノイマン生誕100年記念企画。ノイマン壮年期に残した録音で、シューベルの2曲はチェコ・プラハのモルダウ川脇にどっしりと構えるルドルフィヌム(ドヴォルザークホール)での録音。石組みを多用した響き豊かな空間に拡がって、まさに超一級の演奏を聴くことができる作品です。スプラフォン社が大切に保管してきたアナログマスターテープの存在に、同社の音楽に対する真摯な取り組みが伝わってきます。
評:JAS
株式会社音楽之友社 ステレオ編集部(選者)山之内 正氏 3月の優秀録音盤
株式会社シーディージャーナル CDジャーナル誌 (選者)天辰 保文氏 3月の推薦盤
2021年2月25日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト
朝比奈隆/大阪フィルハーモニー交響楽団 ベートーヴェン:交響曲全集(6回目)
タワーレコード限定発売
制作・発売:株式会社オクタヴィアレコード
リリース日:2020.7.29
品番:OVEP-00009(6枚組)
価格:(スーパーオーディオCDハイブリッドレイヤーディスク)¥9,000(+税)
聴きどころ
朝比奈隆(指揮)が90歳を迎える前の96年から97年にかけて完成させた第6回目の全集。5回目完成時「もうこれで全集は打ち止めです」(インタビューより)と語った巨匠は、その4年後再び機会を得、新たに内なる炎を燃焼し挑んだ、入魂のライヴアルバム。EXTONを主宰する名エンジニア江崎友淑による最新リマスタリングが施され、音の鮮度もブラシュアップされた作品群です。DISC 5に第5番のリハーサルの様子が収めれており、指揮者からの人間性あふれる指導に、つい聞き耳を立ててしまいます。
評:JAS
株式会社音楽之友社 ステレオ編集部(選者)峰尾 昌男氏 2月の優秀録音盤
株式会社シーディージャーナル CDジャーナル誌 (選者)渡辺 亨氏 2月の推薦盤
2021年1月21日 日本オーディオ協会が選んだおすすめソフト
T5Jazz Records presents:「 Live from Yokohama」 一挙3タイトルがリリースされます。
高田みち子 FEAT. LANDMARK BLUE: 「LIVE FROM YOKOHAMA」
ストリーミング、ダウンロード
発売元:T5Jazz Records
リリース日:2021.1.27
価格:【ハイレゾ配信】(FLAC96kHz24bitアルバム販売)¥3,200(+税)
品番:T5J-5017
聴きどころ
70年代からのシティポップを牽引してきたギタリストの一人松木恒秀の音楽的影響を強く受けた高田みち子のスタジオライブ。サイドメンは定期的にライヴを重ねてきたサックス奏者・菅野浩とギタリスト・佐津間純によるLandmark Blueユニットがサポートする。静かに歌うテナーサックスとフルアコギターにからみながら高田が弾くフェンダーローズピアノが、彼女自身発するクリアなボイスと一体になり、スタジオの空気がピンと張り詰める様子が視える演奏に。オリジナル曲に加え、演奏のみのインスト曲、横浜にちなんで東辰三作詞作曲の「港が見える丘」が、ほっとさせてくれる、選曲が良い。三つの楽器音とボーカルという4つの音が、ドライにしてミッドレンジあたり同じ音域・周波数付近で録音され展開しているだけに、オーディオシステムとしては特にスピーカーの実力が問われるソース。サラッと流してはいけない仕上がりのアルバムだ。
評:JAS
鈴木央紹 ORGAN TRIO:「LIVE FROM YOKOHAMA」
ストリーミング、ダウンロード
発売元:T5Jazz Records
リリース日:2021.1.27
価格:【ハイレゾ配信】(FLAC96kHz24bitアルバム販売)3,200(+税)
品番:T5J-5018
聴きどころ
2019年、アルバム「Favourites」を発表した鈴木央紹オルガン・トリオによるスタジオライブ。メンバーは鈴木央紹- Tenor, Soprano Sax、宮川純- Hammond B-3 Organ、原大力- Drumsからなるトリオ編成だが、鈴木と宮川は通常のジャズのライヴ以外にも大野雄二&ルパンティック6というルパン・バンドでも活躍する、ジャンルをまたぐ人気のミュージシャン。アルバムのラストナンバー(6曲目)ヘンリー・マンシーニ「Mr. Lucky」のカバー曲は、オルガンのソロ演奏から始まりスネアのブラシからやがてライドシンバルが加わり、テナーサックスが登場する構成曲に。鍵盤ベースの低域やシンバルの高音域など、フラットにオーディオ再生して聴きたいアルバム。
評:JAS
RS5PB:「LIVE FROM YOKOHAMA」
ストリーミング、ダウンロード
発売元:T5Jazz Records
リリース日:2021.1.27
価格:【ハイレゾ配信】(FLAC96kHz24bitアルバム販売)3,200(+税)
品番:T5J-5019
聴きどころ
2020年3月にアルバム「RS5pb」を発表した類家心平率いるRS5pbによるスタジオライブ。類家心平 RS5pbは、類家心平- Trumpet、田中tak拓也- Guitar、中嶋錠二- Fender Rhodes piano、鉄井孝司- Bass、吉岡大輔- Drumsといった強力なメンツ。2013年に1枚目のアルバム「4 AM」をDSDによるライヴ録音を行うというので現場の小屋に出向いたが、その演奏のすさまじさにあっけにとられた記憶は鮮明に残る。もちろんこの時は演奏も構成も録音も良く高い評価を得たが、このYOKOHAMAライブもさらにパワーアップしており全く驚きだ。パワーアンプの最大電力をスピーカーシステムへ送り込むくらいの気迫を持って、彼等の演奏に戦いを挑むようなオーディオ再生をしてみたいアルバム。
評:JAS
「 Live from Yokohama」 YouTube プレミア配信にて無料配信中
https://www.t5jazz.com/2020/12/live-from-yokohama.html