掲載日:2011/10/14
「真空管オーディオ・フェアーにて日本オーディオ協会の講演会が開催される」
去る10月9日、10日に開催された真空管オーディオ・フェアーにおいて、日本オーディオ協会の講演会が開催されました。
「日本のオーディオ業界の活性化を目指した活動を協力して行おう」という合意に基づいた初めての具体的活動です。
初年度の取り組みとして真空管オーディオ協議会と日本オーディオ協会がお互いの展示会においてそれぞれが相互に講演会を開催し、広いオーディオファンの皆様にオーディオの楽しみ方を伝え、市場の拡大につなげる事を目指した試みからスタートする事にしました。
10月10日(月)11時より日本オーディオ協会の講演として、「アナログレコードから最新配信オーディオまで」と題して、協会代表のパイオニアの小谷野 進司氏がモノラル時代に収録された音源を近年のデジタル技術でステレオにできた当時の収録技術裏話から、最新と思われているサラウンド音楽が、実は1930年代にすでにサラウンドを意識したかのような教会音楽として作曲されていた史実などを解説しながらの、試聴を交えた楽しい90分の講演会で立見も出るほどの大盛況のうちに終了しました。
10月21日(金)~23日(日)まで開催する日本オーディオ協会主催の「オーディオ&ホームシアター展TOKYO」では、真空管オーディオ協議会の特別講演として、評論家の新 忠篤氏を講師にお招きして「DSDダイレクト録音を真空管アンプで聴く」が10月22日(土)10時30分より富士ソフトアキバプラザの7階「音のサロン」会場にて開催されます。
是非ご来場下さい。