掲載日:2014/12/12
平成26年度「音の日」記念行事を開催
日本オーディオ協会は、12月5日目黒雅叙園にて「音の日」記念行事を開催しました。恒例の「音の匠」顕彰式・特別講演会、新しい試み「学生の制作する音楽録音作品コンテスト」、第21回日本プロ音楽録音賞の授賞式が行われ、「“音の日”のつどい」ではご来賓、受賞者のみなさん、会員、各団体関係者、報道関係者など多くの参加者をお迎えしてなごやかに繰り広げられました。
第19回「音の匠」顕彰式
第19回目にあたる本年度は、「イルカの生息域に依存する鳴き音の違い」など数々の発見や、「イルカの鳴き音によるコミュニケーション方法の研究」など、多くの論文を発表され、音とイルカの研究の第一人者である東海大学創造科学技術研究機構・特任講師 森阪 匡通氏を「音の匠」として顕彰いたしました。 顕彰式は日本オーディオ協会 校條会長の挨拶に始まり、続いて、校條会長より、表彰状、盾、副賞が森阪氏に贈られ、さらに電波新聞社平山社長様より恒例の電波新聞社賞が贈られました。
顕彰式のあと、森阪 匡通氏による「音の匠」顕彰記念特別講演会「音の世界に生きるイルカ ~彼らは何をかたりあっているか~ 」 が行われました。二頭のイルカが互いに交わしあうメッセージなど、人間社会にも通じる非常に興味あるお話で、来場された多くの方々からも「とても素晴らしかった」、「生き物であるイルカに対して改めて興味が沸いた」、「造詣の深い講演に出席して良かった」など多くの賛辞が寄せられました。
“音の日”のつどい
当日は日本プロ音楽録音賞授賞式も行われ、「音の匠」、日本プロ音楽録音賞授賞者の方々を祝し、一般社団法人日本オーディオ協会、一般社団法人日本音楽スタジオ協会、日本ミキサー協会、一般社団法人日本レコード協会、演奏家権利処理合同機構MPN共催の「“音の日”のつどい」が和やかに行われました。
なお、「日本プロ音楽録音賞」の結果についてはあらためて「日本プロ音楽録音賞」欄 にて紹介いたします。