室内音響調整(RTI)教室の背景と目的
背景
日本オーディオ協会では2010年より「デジタルホームシアター取り扱い技術者」認定講座を開始。この講座の目標は快適な環境(インテリアを 含め)創りにより、機器の性能を生かし切るような総合力の習得を重視してきました。特に映像機器の画質調整、音にとって大きな課題である室内音響に対し、 協会独自のソフトを開発し理論面、実践面から人材育成を行ってきました。一方で現在、ハイレゾ音源が活性化しており、業界(メーカー、ディーラー、ユー ザー)全体で “音の良さ“(機器や部屋も含めて)が特に注目されつつあります。
目的
協会開発の「調音ソフト」は他に例を見ない機能と便利さ/使い易さ等を備えております。
対象受講者は室内調音を業務とされている方々 を中心としております。例えばメーカー様の試聴室の調音や調音材の開発。販売店様等が実際にユーザ-様宅の調音を行うなどを想定しております。今回の新設 する養成講座は先ず“音の良さ”に拘るお客様を対象に室内音響調整に的を絞った講義内容としております。そしてこの“音の良さ”のための調音の重要さを 「理論と実習」で習得して頂き、オーディオ機器の能力を最大限生かせる室内環境創りを目指して頂きます。