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JASジャーナル目次
2024spring
JASインフォメーション
2023年度 第4回 理事会/運営会議 報告
2024年3月6日(水)、2023年度 第4回 理事会/運営会議が開催されました。
理事会
- 第1号議案:新入会承認の件
以下の法人の入会、ならびに、個人会員3名の入会が承認されました。
– 法人正会員:インターフェイス株式会社、株式会社シンタックスジャパン、LINKUP JAPAN株式会社
– 法人賛助会員:株式会社インプレス、NPO法人ミュージックソムリエ協会 - 第2号議案:2023年度事業報告(案)の件
意義無く、承認されました。 - 第3号議案:2024年度事業計画(案)の件
意義無く、承認されました。
運営会議
以下の報告、審議がされました。
- (1)OTOTEN2024の件
来場者目標数増、40歳未満比率増に対する施策の紹介があり、従来より広告宣伝費を増やし、VTuberによる事前告知を行うこととなりました。 - (2)オーディオ体感WG 報告
3月30日(土)にリクエスト大会レコード編を実施することが紹介されました。 - (3)新技術対応TFの件
2月28日(水)にオーディオ技術セミナーとして、「Safe Listening(難聴予防の活動)」のウェビナーを開催したことが紹介されました。 - (4)その他
日本オーディオ協会のNoteを開設し、JASジャーナルを紹介することが紹介されました。
学校の音響設備 見学の件
2024年3月8日(金)、リッツコーポレーション・高橋昭社長の案内で、小山市立東城南小学校を訪問し、音響設備について見学させていただきました。
事前に髙橋さんからご連絡を受けた際に、学校の音楽室、体育館、運動場などにあるスピーカーケーブルの配線が間違っていることが多くて、結果として位相が逆転しており、これではまともな音楽教育ができないと思うとのお話がありました。小山市の教育委員会から依頼を受けて、髙橋さんが宇都宮大学等と市内の小学校を調査したところ、かなりの数の誤配線が見つかったとのこと。
以前は、不調を訴える子どもも多かったが、位相が正しくなってから、そういう子は減ったと教頭先生からお話を伺いました。出来てまだ5年という新しいこの小学校は、床もフローリングでピカピカの綺麗な校舎でした。それだけに子供たちの声がよく響きそうということもあり、学校の音環境について考えさせられたと共に、協会としても何ができるかを考えたいと思いました。
電波新聞社 前社長・平山哲雄氏のお別れの会の件
2024年3月12日(火)、ホテルオークラ東京で行われました電波新聞社の前社長・平山哲雄氏のお別れの会に小川会長、末永専務理事が参列しました。小川会長が電波新聞社の取材に対し、「さまざまなイベントを取り上げていただくなど、協会の発展に尽くしていただきました。故人の遺志を引き継いで、しっかりと文化を広め、業界を盛り立てて行かなければならないと考えております」と述べられました。
平山氏は1977年、ニューヨーク支局に赴任中に、ビルボード誌と提携して、アメリカの音楽文化をいち早く日本に伝えるなど、オーディオ文化に非常に大きな影響を与えていただきました。その後もPCやゲームといった若者向け雑誌の発行を通じて、たくさんの人材育成を果たし、エレクトロニクス産業の発展に貢献されました。
協会のイベントには必ず顔を出されて、校條・前会長と一緒に登壇されていた姿を懐かしく思います。謹んでご冥福をお祈りいたします。
第99回 放送記念日記念式典の件
2024年3月15日(金)、NHKホールで開催されました放送記念日記念式典にご招待いただき、末永専務理事が出席してきました。99年前の1925年(大正14年)3月22日に、日本でラジオ放送が始まったとのこと。
式典は、日本放送協会・稲葉会長のご挨拶のあと、来賓の挨拶、放送事業の発展や放送文化の向上に功績のあった方々を表彰する「日本放送協会放送文化賞」の贈呈、職員を表彰する会長賞の受賞者の紹介があり、当日はパイプオルガンの演奏やNHK交響楽団の記念演奏も聴かせていただきました。音がキラキラして聴こえ、日本を代表する素晴らしいホールであることを認識しました。
NHK放送センターの建て替えもまもなく完成だそうで、渋谷の中心だけでなく、この辺りの景色も変わりますね。来年は放送開始100周年!JASジャーナルとしても、放送の歴史を特集したいですね!と、編集委員の皆さんと話をしております。
以上