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2024winter
こちらJASジャーナル編集局
JASジャーナル発行に携わる編集委員と事務局のメンバーが、日々思ったことを自由気ままに呟きます。
能登半島地震で犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。また、怪我を負われた方、家屋や事業所の被災により避難、休業を余儀なくされている方々が、一日も早く平穏な生活に戻られますことをお祈り申し上げます。
筆者が子供の頃(ほぼ半世紀前)、確かにたまに地震も火山の噴火もあったですが、それほど大きな規模のものに(本当に幸いなことに)遭遇した経験はありませんでした。教科書や科学辞典などを読んでいて、家がつぶれてしまう震度7って本当にあるのか?だとか、鎌倉の大仏殿は津波で流されたって、あんなところまで津波って来るのか?とか(悪意なく子供ながらに)感じていました。その当時は火山にも、死火山や休火山といった区分もあって、活動を停止しているから安心だ、などと、現在の地球って偏りはあるものの、そこそこ安定しているのだろうなぁ、という感覚も持っていました。
それが明らかに間違いだったと初めて実感したのは、1995年の阪神淡路大震災で倒壊している高速道路や家を目の当たりしたときであり、あるいは2011年の東日本大震災での大津波の被害を目の当たりにした経験であり、こんな事が起こっていいのか?という驚きと、子供の頃に学んだ事の(ある意味)正しさを再認識したこと。これを強烈に心に刻んでいます。
今回の能登半島地震も、観測史上最大の内陸地震であったとのことが報道されています。漁港が干上がるほどの4m近い隆起が観測されたとのことで、景勝地などで多くの海岸段丘や河岸段丘を見るにつけ、こんな地殻変動が本当にあったのか?(さぞかし昔は地殻変動が激しかったのだろうなぁ)程度に思っていましたが、あるんですね、本当に。改めて、地形に刻まれた、あるいは伝承されている過去の災害の記憶をきちんと評価し、それをきちんと踏まえた覚悟に従って、残りの人生を送ってゆかねば、と決意を新たにする還暦の歳の正月です。
な。 BM
昨年12月に映画『ゴジラ-1.0』を109シネマズプレミアム新宿で観ました。新宿歌舞伎町に2023年4月にできた8スクリーンを擁する施設で、正面スクリーンと左右の壁面に映像が投影されるシアター「ScreenX」があり、音響面では坂本龍一氏の監修でよる「SAION -SR EDITION-」が全シアターに導入されているとのことです。今回はDolby ATMOSのシアターで観ることにしました。巨大なゴジラが襲ってくる様子が高さ方向を活かした音でしっかりと感じられ、特に暗いシーンでは、音の描写を緻密に感じることができました。
さて、今号はルームチューニングに関する記事を多く寄稿いただき、その技術を知ることができます。いい音には再生音場の条件も重要であることがよくわかります。109シネマズプレミアム新宿のシアター7の側壁にも音の拡散体が施されています。これからもいい作品を、いい環境で楽しんでいきたいと思います。 HO
近所の市民ホールで、ホール常設のスタンウェイのフルコンサートピアノを弾いてみようというイベントがありました。有名なスタンウェイということでワクワクしながら60分独占。ホールの響きと相まって、演奏がうまくなった気になりますね(家族以外に誰もいないので弾けるフリです)。ヤマハのフルコンとも違う音だなあと改めて認識。良い楽器に触れるっていいですね。ルームチューンにも活かせるかもと思いながら、ホールの響き方を改めて認識できた良い体験でした。 TN
日頃からルームチューニングに関心があったので、そんな情報を見て回っておりますと、関連商品のターゲット広告が表示されるようになり、ついつい魅力的な商品に興味をそそられて、いよいよオフィスがこんな写真のようになってしまいました。自分ではオシャレになったと思っていますが、なにか?(笑) SS
編集委員
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発行人:小川理子
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