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2023autumn
こちらJASジャーナル編集局
JASジャーナル発行に携わる編集委員と事務局のメンバーが、日々思ったことを自由気ままに呟きます。
先日、イヤホンを衝動買いしたのですよ。しかも今回記事になっているDenon PerLです(私のはPerL Pro)。このイヤホンの耳の聴覚を補正する機能は大変興味深いです。補正OFFでも音は悪くは無いのですが、ONにすると「いいね!」と感じる変化があります。少なくとも私には大きな変化を感じて、音楽をさらに楽しく聴けるようになりました。機能ON・OFFの違いはいろいろな種類のイヤホンを経験した方ほど驚くかもしれません。また測定結果がグラフィカルに表示されて、左右の耳の違いが見えるのですが、あれ、こんなに左右で違う?結構自尊心が傷つくような……ということもあります。静かな部屋とうるさい場所での測定結果(補正結果)も微妙に異なり、違いが興味深いです。もっと使い込んでみようかな。 TN
今回の記事で個人的に気になったのがDenon PerLの記事でして、編集委員TN氏が購入され、しかも絶賛されていたので、10/28に開催された「秋のヘッドホン祭2023」にて早速トライしてきました。測定に思ったよりも時間がかかりましたが、いかにも自分の耳がスキャンされているような不思議な感覚を味わいながら待ちました。待望の音はと言うと、確かにかなり補正ONとOFFとでは変化がありました。ただし、思っていたほど好ましい変化だったわけでなく、スキャン結果が左右でかなり違っていたため、僕の耳が何か特殊なのだろうかと、残念がりながら係員の方に質問すると、会場の騒音レベルがかなり高く、特に私の隣に別の方が座って話をされていたため、その影響で左右差が出てしまったのではないかということでした。今回は静かな場所での試聴が難しかったので、次回どこか静かなお店の店頭で再チャレンジしようと心に誓ってブースを後にしました。なので、是非皆様も測定時は出来る限り静かな環境で試されることをお勧めします。 JY
「FOR YOU」をはじめとする「山下達郎 RCA/AIR YEARS Vinyl Collection」が、今年の5月から9月にかけてリリースされました。続けて聴いていくと、フォークからロックへの日本の音楽スタイルの変遷や、メンバー構成、音楽制作環境の変化が感じられると同時に、リマスターではあるけれど、当時のレコード向けに制作されたであろう「音」をそのまま聴くことができます。また、青山純氏、村上“ポンタ”秀一氏や、坂本龍一氏、土岐英史氏の当時の生々しい演奏が聞けるのも今では貴重です。さて、今月は、ヘッドホンについてや、Live Extremeによるライブ配信の記事がありました。生々しいライブでの演奏や、オーディエンスの熱狂が臨場感たっぷりに配信で楽しめる環境がもっと広がるとよいなぁ、と思いつつ、この秋の夜長には、引き続きこれらのリマスターのレコードを楽しみたいと思います。 HO
9月に久しぶりに名古屋に行きました。名古屋メシの数々も楽しみでしたが、駅や電車の中での発車メロディーや、案内に使われる音楽が、関東とは違うのがなかなか楽しくて、地方に行った時の新たな楽しみを見つけたように思いました。そう言えば、夏に上高地へ行きましたが、その途中で降りた松本で、「まつもと~まつもと~」というアナウンスが流れていたのには、懐かしさを覚えました。音って大事ですね。 SS
猛暑も終わり大分涼しくなってきました。多少運動しても汗だくにならないで済みそうなので、久々にバンド活動を再開しております。ボーカル担当ですが、長年愛用していたBETA58Aとe945を前回の大掃除時にうっかり一緒に処分してしまったようで、とても悲しいです。ヘッドホンやスピーカーのエージングほど効果あるのかは不明ですが、ダイナミックマイクも使うほど味が出るような気がしています。昨今では新しいモノや技術の進化が速く、消費サイクルも速く感じますが、そういった中で、長く使うことで真価が見えてくる製品はすごいなと改めて感じました。とりあえず、また長年使える相棒マイクを買いに行ってきます。 SK
実はプライベートでアマチュア野球の審判(公認)をやっています。繰り返すまでもなく、この夏の酷暑はとにかく凄まじいものでした。ユニフォームなので外側は工夫できないのですが、インナーを冷感・速乾素材のものに替えたりしながら、本当に「何とか」乗り切った感がありました。これも改めて言うまでもなく9月、10月もそこそこ暑い日があり、しばらくは盛夏の時期と同じ服装でちょうどよい感じでしたが、ここ1、2週はその格好だと「あれ、寒い」と思う日があり。それはそうです。もう10月の末。例年であればとっくに冬のユニフォーム(ジャケット)でインナーに発熱素材のものを使い始める時期ですが、よくこの時期まで引きずったものだと改めて感心しました。ちなみにうちの猫もそろそろ冬毛が生えそろってきたようでモコモコです。今年もそろそろオーディオセットの前に座る時間が増えてきます。 BM
漸く秋も深まってきましたね。先日、紅葉狩りドライブの途中でオルゴール博物館に立ち寄りました。可愛らしいオルゴールや色々な形態の自動演奏装置が展示されていて、美しい音色を奏でていました。蓄音機やレコードができる前は、オルゴールや自動演奏装置が音楽を楽しむ手段として大切なものだったそうです。アップライトピアノ位のサイズの古い自動演奏装置も現役で、想像を超える大音量でした。昔は舞踏会の伴奏にも用いられたとの説明には驚きました。音楽をいつでもどこでも楽しみたいという思いは、時を超えて、今ではスマホひとつで何でも聴ける時代になりましたが、秋の夜長にオルゴールの音色や、ゆっくりと止まっていく楽曲の余韻に浸るのも捨てがたいものですね。 AM
編集委員
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- 金丸真健(三菱電機)
- 仲田剛(三菱電機)
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- 担当理事
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- 末永信一(日本オーディオ協会 専務理事)
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