JASジャーナル2008年10月特集号(Vol.48 No.10)
去る8月16日~24日に軽井沢八月祭に協賛して開催した「軽井沢オーディオサロン」において、ソフト制作面で活躍する講師をお迎えし作品をお聴かせいただく「トークサロン」を連日開催し、ご来場の皆様に再生音楽の素晴らしさを味わっていただきました。本号では、当日お話いただいた音質を追求した作品の紹介や、これから手がけられる作品の紹介などの特集を組みました。 8月には北京オリンピックが開催され、多くの方がサラウンド音声で競技を楽しまれたことと思います。1992年のバルセロナオリンピック以来、臨場感のある音声の収録に(株)オーディオテクニカのマイクロホン、ワイヤレスマイクが活躍しています。同社をお訪ねし北京オリンピックにおけるマイクロホンについてお話を伺いました。 音楽制作や教壇でサラウンド・サウンドに取組まれ、サラウンド制作の入門書を執筆された相原耕治さんから興味深い記事をいただきました。記事をお寄せいただいた皆様に感謝申し上げます。
目次
- 特集 軽井沢トークサロン 『軽井沢トークサロン』特集にあたって -編集事務局(P3) ユニバーサルのSHM-CDクラシック盤について -松山明人(P4~8) オクタヴィア・レコードの話題盤の紹介 -松田善彦(P9~11) 軽井沢オーディオサロンに参加して -船木文宏(P12~15) xrcd初のSHM-CDエディションについて -小川義三 杉本 一家(P16~17) 軽井沢オーディオサロンで演奏したSHM-CD作品 -斉藤 嘉久(P18~20)
- 私のサラウンド制作と普及・啓発活動について -相原 耕治(P21~28)
- ~(株)オーディオテクニカにうかがう~ オリンピック競技大会で活躍したマイクロホン -編集事務局(P29~30)
- 連載:テープ録音機物語 -阿部 美春 その36 戦後の日本(1)(P31~37)