JASジャーナル2014年7月号(Vol.54 No.4)
平年よりやや遅れたようですが、今年も梅雨が明け本格的な夏がやってまいりました。猛暑の季節、全国的に高温の日々が続いておりますが、熱中症などにはどうかお気をつけ下さい。
先月大いに盛り上がったサッカー・ワールドカップですが、日本とブラジルで実施されたパブリックビューイングで使われたスーパーハイビジョン(SHV)と22.2ch音響について、NHKエンジニアリングシステム並びに放送技術研究所より寄稿いただきました。
今月の特集①はアンプデバイスを取上げました。音響機器の小型化・ポータブル化の進歩にともなってアンプ用デバイスの進化が続いていますが、オーディオ用途として特に音質に注目した最新デバイスの動向を、IRジャパン、新日本無線の2社から報告していただきました。特集の②は5月に開かれたミュンヘン・ハイエンドショーについてです。展示会全体の報告に加え、実際に出展されたD&M、エミライ、スペックの各社より寄稿いただきました。欧州においてはオーディオ産業が未だ衰えることなく新たな勢いをも見せている、という雰囲気を感じていただけるかと思います。日本のオーディオも更に頑張らねばと思う次第です。
連載の試聴室探訪記は個人のリスニングルームを訪問させていただきました。たいへん興味深い探訪となりましたのでぜひご覧下さい。また読者各位のなかで、探訪記で紹介したいとか、ここは是非訪れて欲しい、といった所をご存知の方は事務局までお知らせいただければ幸いです。今後の探訪記での参考にさせていただければと思います。
目次
- 表紙 (P1)
- 目次 (P2)
- SHV音響技術とW杯パブリックビューイングについて -大久保 洋幸、中山 靖茂 (P3~9)
- 特集 (1):アンプデバイス
・米 インターナショナル・レクティファイアー社D級アンプ用デバイスの紹介 -西村 康 (P10~14)
・デバイスメーカーとしての「音」の取り組み:電子の気持ちになって -瀬志本 明 (P15~18) - 特集 (2):ミュンヘン・ハイエンドショ―
・ミュンヘン・ハイエンドショー・リポート -森 芳久 (P19~29)
・HIGH END 2014 in Munich -出口 昌利 (P30~33)
・High End 2014 in Munichの舞台裏 -島 幸太郎 (P34~37)
・出展者から見たミュンヘン・ハイエンド2014 -石見 周三 (P38~41) - 連載:試聴室探訪記 第24回
~ 谷口とものり、魅惑のパノラマ写真の世界 ~
男の夢とロマンが満載、極上の音の館 株式会社ingコーポレーションの試聴室訪問 -谷口 とものり・森 芳久(P42~44) - JASインフォメーション
・H26年総会及び5、6月度理事会・運営会議報告 (P45~47)・協会事業関連資料集
平成25年度事業報告書(P48~49)
平成25年度収支計算書(P50)
平成26年度事業計画書(P51~53)
平成26年度収支計算書(P54)
一般社団法人日本オーディオ協会 役員一覧(P55)
平成26年度 協会組織図(P56)