JASジャーナル2018年5月号(Vol.58 No.3)

新緑が目に鮮やかとなり、爽やかで心地よい季節が訪れたと思っていたら、もう梅雨の話が聞こえ始めました。今年はなんとなく季節が早め早めに進んでいくようです。

6月16・17日に「音展」を開催いたします。昨年に引き続き有楽町の東京フォーラムでの開催になりますが、今年は内容をより充実させ、お楽しみいただける展示会を目指しております。本号ではまず校條 会長からの「OTOTEN2018」開催にあたってのご挨拶とご案内を掲載いたします。音展への皆様のご来場を心よりお待ちしております。

12月の8K放送の開始を前に、8K+22.2chソフトの準備が進められておりますが、連載の試聴室探訪記ではNHKの22.2ch用音響ミキシングスタジオを訪問する機会を得ました。新しい独特のスタジオの様子を解説記事とともにご紹介いたします。

ソフトの制作について2本の記事を掲載いたしました。最初はハイレゾとバイノーラル録音を組み合わせた「ボイスドラマ」の紹介です。ハイレゾの可能性を広げようとの新しい試みであり、臨場感を高めた新しい体験をユーザーにお届けすることを目指しております。音展でもDAPとヘッドフォンで体験いただける予定です。二つ目はオーディオ協会監修によるハイレゾ音源の収録について紹介いたします。最高のスペックによる録音風景や、CD、レコード制作までの様子を照井 事務局長に報告してもらいました。この音源も音展の各所で使用するとともに、アナログレコードとしても音展当日に販売を予定しております。

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