JASジャーナル2018年1月号(Vol.58 No.1)
例年にないほどの厳しい寒さが続いておりますが、本年もJASジャーナルへのご支援、ご愛読をよろしくお願い致します。大変残念なお知らせですが、昨年末、元JAS会長でデジタルオーディオの父ともいうべき中島平太郎氏が逝去されました。心より御冥福をお祈りいたします。
今月号では先ず校條会長からの年頭のご挨拶を掲載いたしました。時代の変化とJASの今後等についても述べていただきました。
昨年12月6日に行われた「音の日」を特集し、当日のイベントと「音の匠」顕彰について森実行委員長に報告していただきました。音の匠に選ばれた豊島 政實氏には「響きとともに」と題した記念公演の内容を寄稿いただきました。同時に開催された「学生の制作する音楽録音コンテスト」について表彰式の様子も含め、審査員を務めてもらった髙松氏に報告していただきました。
昨年11月に行われた「Roma hi-fidelity 2017 」見学レポートを、パナソニックの井谷氏に寄稿いただきました。ちょっと珍しいイタリアでのフェアの様子をご覧ください。特別コラムとして森氏にA&M社長の三浦篤氏の紹介記事を寄稿いただきました。真空管アンプにかける三浦氏の情熱が伝わってくる記事かと思います。
連載「オーディオのレジェンド」は第6回、元キングレコードの菊谷氏へのインタビューを照井事務局長にまとめてもらいました。また「見たい聞きたい行きたいレポート」ではJVCマスタリングセンターを訪れました。
目次
- 表紙 (P1)
- 目次 (P2)
- 新しい年を迎えて「大きな時代の転機か」 -会長 校條 亮治 (P3~6)
- 【2017年「音の日」特集】
・第24回「音の日」のイベントと第22回「音の匠」顕彰についてのご報告 -森 芳久 (P7~11)
・響きとともに‐音響にかかわってきた半生を振り返って- -豊島 政實 (P12~24)
・日本オーディオ協会賞選考授与を終えて -会長 校條 亮治 (P25~27)
・第4回学生の制作する音楽録音コンテスト報告 -髙松 重治 (P28~31) - Roma hi-fidelity 2017 見学レポート -井谷 哲也 (P32~40)
- 新春特別コラム「真空管アンプに人生を賭ける男」 -森 芳久 (P41~44)
- 【連載:Who’s Who ~オーディオのレジェンド~ 第6回】
輝かしきキングレコード録音史 菊田 俊雄さん(その1) - 照井 和彦 JAS 事務局長 (P45~52) - 【見たい聞きたい行きたいレポート】
アナログレコード用ラッカー盤カッティング その2
JVCマスタリングセンター - 照井 和彦 JAS 事務局長 (P53~59)