JASジャーナル2017年9月号(Vol.57 No.5)

すっかり空の様子も変わり、オーディオを楽しむのに絶好の季節到来かと思いましたが、予想もしなかった総選挙が行われることになり、何かと騒がしい秋になりそうです。

本号では、まず協会内に昨年設置された「ヘッドホン委員会」の活動報告を、委員長の島氏にまとめていただきました。近年、オーディオ界でますます存在感を高めているヘッドホン、イヤホンのハイレゾとの関連が重要なテーマとなってきており、測定法の統一などを含めて解説頂いております。

連載の「試聴室探訪記」は、いつもと趣を変えて、北九州 小倉のオーディオの名店「マックスオーディオ」が併設する「音楽館 Twilight」で7月に催されたライブの様子を取材いたしました。ホールの雰囲気や店主が集められたヴィンテージ・オーディオなどの写真と共にお愉しみいただければ幸いです。

最近、LPレコードの復活が何かと話題になっておりますが、国内でもアナログレコード用のカッティングマシンを改めて立ち上げる企業が出てまいりました。協会事務局長の照井氏がそのうちの3社を訪れ、新たに導入されたカッティング装置とその現場を訪問してまとめたレポートをお届けします。かつてLP制作に注がれた技術をレビューするような、大変興味深いレポートとなりました。

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