JASジャーナル2007年10月(Vol.47 No.10)
放送デジタル化の進展にともない、サラウンド音声番組制作への取り組みが盛んになっています。 昨年9月に、AES(Audio Engineering Society)日本支部が実施したオーケストラのサラウンド・サウンド収録実験は画期的なもので、サラウンド収録・再生の手引きになるものとして、ご多用中のプロジェクトメンバーの方々のお手本を煩わせご寄稿いただきました、記事編集に当たり、AES日本支部広報担当理事・当協会理事の沢口真生氏のご助言をいただきました。皆様に厚くお礼申し上げます。 日本オーディオ協会では、サラウンド方式への理解を深めていただき、最新の情報をお伝えするために、サラウンド専門ホームページ「サラウンドWeb」を設け、またサラウンド・サウンドワーキンググループが普及活動を進めています。これら普及・啓発活動の参考にさせていただくために今夏には「サラウンドWeb」にてアンケート調査を行いました。調査を主導されたワーキンググループ各位と、回答をお寄せいただいた皆様に御礼申し上げます。
目次
- 特集 サラウンド・サウンド普及への取り組み
特集にあたって:最近のサラウンド・サウンド普及への取り組み -濱崎公男(P3~5)
AESサラウンド収録実験の報告 -入交英雄(P6~12)
AESサラウンド収録実験 収録作業の詳細 -三村将之(P13~20)
AESサラウンド収録実験でのミクシングについて -深田晃(P21~24)
AESサラウンド収録実験 サラウンド収録用マイクアレイの主観評価 -亀川徹(P25~31)
サラウンドWebアンケート調査報告 サラウンド・サウンド視聴状況とサラウンドWebへの要望(P32~38) - 連載:テープ録音機物語 -阿部 美春 その28 第二次大戦後の欧州(5)(P39~43)
- メンバーズプラザ 自薦ソフト紹介(音楽ソフト) -大林 國彦(P44) 自薦ソフト紹介(ビデオソフト) -大林 國彦(P45)