JASジャーナル2008年5・6月合併号(Vol.48 No.5/6)
5月1日を「サラウンドの日」として、5月末日まで賛同メーカーならびに団体の協力を得て各地でサラウンド・サウンド体感視聴会を実施しました。ご参加いただいた多くの方々に御礼申し上げます。 2011年7月24日の地上デジタル放送への移行完了に向けて、関係省庁のアクションプランづくりが進められていますが、地上デジタル放送の有効活用としてサラウンド放送の推進と対応機器の普及への取組みが挙げられ、オーディオ協会も普及・啓発に役立つ情報提供に努めてまいります。 恒例のNHK放送技術研究所の「技研公開」が5月下旬に開催され、オーディオ・ビジュアル関連でもスーパーハイビジョンをはじめ、高度BSデジタル放送、薄型スピーカーや超広帯域マイクロフォン、よい音の要因を探る心理評価法など、さらに先に向けての多くの研究成果と今後の課題を知ることができました。 高度BSデジタル放送は、2011年以降にBS放送で大容量伝送を行うために検討が進められているもので、非圧縮サラウンド音声の高音質放送の実現も期待されるところです。これらの動向は早い機会に本誌でも取上げたいと考えています。
目次
- 連載:テープ録音機物語 -阿部 美春 その33 交流バイアス(2)(P3~8)
- メンバーズプラザ 自薦ソフト紹介(音楽ソフト) -大林 國彦(P9) 自薦ソフト紹介(ビデオソフト) -大林 國彦(P10)
- 投稿記事 音響用途SMPSにおける高力率、高効率、についての考察 -佐野 泰生(P11~13)
- JASインフォメーション 平成20年5月度理事会報告(P14)