ダイナミックレンジ
読み方 : ダイナミックレンジ
用語解説
オーディオの世界でのダイナミックレンジ(dynamic range)とは信号の最小値と最大値の比率をいい、情報量を表す指標、物理特性のひとつです。最小値の下限は一般にオーディオ機器の残留ノイズの大きさに影響を受けます。ノイズより小さな信号は残留ノイズに埋もれてしまい識別ができません。最大値の上限は、オーディオ機器や構成する電気回路が扱える信号の最大値(=許容量)で決まってしまいます。最大値を超える大きな信号は歪んでしまいます。
このように下限、上限が存在するのでオーディオ機器などの性能を比較する際の大切な指標としており、単位はdB(デシベル)を使います。