DSD 量子化ノイズを高域へシフト
読み方 : ダイレクトストリームデジタルリョウシカノイズヲコウイキヘシフト
用語解説
FIG 6の中で塗りつぶし部分がΔΣ変調器における量子化ノイズに相当します。ΔΣ変調器の量子化ノイズは周波数特性を持ち、高域にいくほど相対的にレベルが上昇するという特徴があり「ノイズシェーピング」とも呼ばれます。
DSD方式ではサンプリング周波数を2.8224MHzと高くとることによって量子化ノイズは高域に移動し、可聴帯域のノイズレベルはノイズシェーピングの無い場合よりももっと低く掘り下げることができます。