dB
読み方 : デシベル
用語解説
オーディオでは音の大きさを表現する単位で、器材どうしを接続するときの信号レベルを表したり、機器固有のノイズレベルやダイナミックレンジなどが感覚的にわかりやすく表示できます。
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オーディオ機器で扱う電気信号の大きさや電波の大きさ(強さ)、耳に聞こえる音の大きさを表す相対的な単位をdB(デシベル)と言います。ヒソヒソ話が30dB、会議室での会話が60dB、鉄道ガードの真下が110dBの音量、というような使い方や、電気回路でプリアンプのS/N(シグナル-ノイズ)比が120dB、FMチューナーの感度が10dB(f)といった例があります。
オーディオ信号を扱う回路で0dBは0.775Vで、6dBはその倍の1.55Vですが、20dBで10倍、40dBで100倍と、相対的な比較に便利な単位です。また、スピーカーシステムの音響変換効率もdBで表記しており、数字が大きくなるほど同じ電力でも大きな再生音が得られます。