ALAC

読み方 : 

用語解説

Apple Lossless Audio Codecの略で、リニアPCM形式をベースとする可逆圧縮フォーマットです。32bitまでの量子化、384kHzまでの標本化と8chまでのチャンネル数に対応しており、ジャケット写真等のデータも付加することができます。

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Appleロスレスは、米アップル社によって、開発された可逆圧縮方式のオーディオコーデックで、Apple iTunesや、対応の単体プレーヤー等で利用できます。
2004年4月に公開のiTunes 4.5から利用可能で、iPodなどで再生することができ、2011年10月オープンソースとして公開されてからアップル以外の音楽機器でも利用できるようになりました。
iTunesで標準サポートされておりiPhone/iPodとの親和性から利用者自身がCDをソースしたロスレス音源として利用するケースが多いコーデックです。
ファイルコンテナは、movもしくはmp4コンテナを採用しているため、楽曲ファイルに各種メタ情報やアートワーク情報を付与できます。
拡張子は.m4a .mov .alacなどがありますが、AACと同じ.m4aで利用されることが多く、拡張子のみではアップルロスレスなのか、AACなのかは判断できません。
可逆圧縮(ロスレス圧縮)コーデックのため、元データに対して情報の損失がゼロとなるため、非圧縮ファイル(WAVやAIFF)を音質の劣化なく、ファイルサイズを1/2~1/3程度に小さくすることが可能となります。
32bitまでの量子化、384kHzまでの標本化と8本までのチャンネル数に対応しており、商用配信サイトも登場しています。

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