AIFF

読み方 : エーアイエフエフ

用語解説

Audio Interchange File Formatの略でリニアPCM形式をベースとする音声データ形式(コンテナフォーマット)の一種で通常は非圧縮リニアPCMデータを格納します。ジャケット写真等のデータを付加することができます。

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Audio Interchange File Formatの略で、1988年にApple社によって開発された音声ファイルフォーマットです。同社のMac OSの標準音声ファイル形式の一つであり、Mac OS XやiOSなどでも標準的に用いられます。
AIFFは一般には非圧縮、リニアPCMのデータ用フォーマットとして扱われるが、実態は様々な種類のデータや標準的なデータ圧縮方法を使って圧縮データを保持できる
コンテナフォーマットであり、その為、不可逆圧縮にも利用する事ができます。
拡張子は非圧縮の場合はaiff/aif、不可逆圧縮の場合はaifc/aicとなります。非圧縮か、不可逆圧縮かは任意に設定が可能です。
データ形式はエレクトロニック・アーツが1985年に策定したIFF(Interchange File Format)に基づいたビックエディアン形式を採用している。
ビックエディアン形式とはレジスタからメモリーへデータを格納する場合、例えば「0A0B0C0D」のデータをメモリーを保存する時、最上位バイトに「0A」、最下位バイトに「0D」が
格納される様に最上位バイトに属するバイトを低位のアドレスにへ格納する形式です。
研究開発等の経緯等から当初はMac OSで主に使用されていたが、今日ではPSP等の各種・ハード機種にも対応しています。

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