DoP
読み方 :
用語解説
「DSD Audio over PCM Frames」の略で、PCM方式のデジタル信号の中にDSDを格納する手法のことです。これによってUSB接続でDSD信号の転送が可能になりました。
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DSD信号は音質が良い点が特徴です。アナログレコードに近いナチュラルな聴感を得ることができる点が最大のメリットといえます。しかし、PCMとは異なるデータ形式のため、伝送するための仕組みが必要になります。DoPはそのひとつで、DSDストリームをPCMストリームとして扱う方式です。この方式により、規格上DSDのデータ形式が考慮されていなかったUSB上でもDSDを伝送することができるようになりました。DSD 2.8MHzの場合、24bit/176.4kHzのPCMフォーマットを用います。24bitのうち16bit分をオーディオデータ、残りをDSDフォーマットであることを示すマーカーとして割り当てることによりDSD信号をPCMフォーマット上に当てはめて伝送します。Windows用、Mac用それぞれDoP対応プレイヤーソフトがあり、これらを用いることによりOSを問わずDoP伝送が可能です。