典型的な事例としては、インターネットやLANを利用し構築したDLNA（Digital Living Network Alliance）環境下に接続することができ、DLNA上の音楽ファイルを再生する能力を持つプレーヤーを総じて『ネットワークプレーヤー』と呼びます。また、ネットワークを介して購入した音楽ファイルをUSBメモリーや携帯型音楽再生機器に入れて音楽を楽しめるプレーヤーについても、広い意味でネットワークプレーヤーと呼ばれています。
DLNA上に多くの音楽を記録したPCやNASを接続することで、ネットワークプレーヤを介して数万曲のアーカイブの中から1曲を簡単に再生といったことも可能です。
従来のCDプレーヤーに代表されるパッケージメディア再生プレーヤーに比べ、昨今のネットワークプレーヤーでは、さまざまな入力(インターフェイス)を経由し、多様な、且つ「ハイレゾ」音源の再生能力も持ち合わせる製品も多く、次世代の音楽再生プレーヤーと期待される声も聞かれています。