2012年は日本オーディオ協会創立60周年という記念の年となりましたが、奇しくもエジソンの「フォノグラフ」発明から135周年、また現在のディスク型レコードの源ともいうべきベルリナーの円盤式蓄音機「グラモフォン」発明から125周年に当たる節目の年となりました。そこで今回は「音の匠」に加え、初期のエジソンの蓄音機からアコースティック録音全盛時代の蓄音機、蝋管やSPレコードなどを多数収集し、それらを一般展示するとともにそれらの音源を当時のままに再生することでオーディオ・音楽の奥深さを伝えてこられた、金沢蓄音器館館長、八日市屋 典之様を「音の匠特別功労賞」として顕彰いたしました。
八日市屋 典之(ようかいちや のりゆき)様
1951年金沢市生まれ。慶應義塾大学卒。
金沢市を中心にレコード、オーディオ販売の卸、小売店を経営。
アンサンブル金沢をはじめ金沢にし・ひがし芸妓連、地元にゆかりのある歌手等の作品集など地域の音楽文化を盛り上げるため、数多くのCD、DVDのプロデュース、制作を手掛ける。
平成15年11月より金沢蓄音器館館長。
金沢蓄音器館
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館長ブログ 「ほっと物語」
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