電子式漏水発見器(左写真)、音聴棒(右写真)を使ったデモンストレーション
音聴技術を用いて漏水の発見に努め世界でもトップクラスの水資源の有効活用に貢献する、東京都水道局給水部給水課中央支部、東部第一支所、東部第二支所、西部支所、南部第一支所、南部第二支所、北部支所の方々を顕彰しました。
漏水防止の仕事
検出器、増幅器、ヘッドフォンで構成される高感度検知器で、地表面から漏水音を探し出します(音聴法)。
作業中は全神経を聴力に集中するため、作業前の休養及び日常の体調管理に留意されています。
水道管から漏れる水の割合を示す漏水率は、東京が3%台。世界の大都市では10~30%です。
東京都では漏水調査の専門職員を養成する研修所をつくり、発見器を用い耳で聴くだけで漏水個所を判別する職人技の伝承に力を入れています。