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Vol.16 放送の音声も3D(サラウンド)化?

サラウンド音声といえば、映画そしてコンサート!そこから連想してDVD、BDといったパッケージ・メディアが頭に浮かびます。しかし今年は映像の3D化に合わせたわけでもないとは思いますが音声も3D化(?)、放送におけるサラウンド音声が増えてきたように感じました。

まずは、ドラマ「坂の上の雲」、自然な感じのサラウンド音声ですがこれが秀逸です。今後ストーリーは日露戦争へ進んでまいりますが海戦シーンなどが今から楽しみです。これだけ楽しめるのであれば「龍馬伝」もサラウンドでみたかったなぁと・・・

スポーツ中継もサラウンド音声で楽しませてもらいました。まずは6月のワールドカップ南アフリカ大会「ブブゼラ」の大音声に包まれた中継で若干の不満も残りましたが これもお国柄と考えれば十分楽しめました。そしてゴルフ中継「日本女子オープン」、「日本オープン」ではサラウンド音声での放送で普段の中継では味わえないリアルさを楽しむことができます。残念なのは映像と音声の不一致、選手の邪魔をしないようにマナーを守って中継してくれているのですからしょうがないですね(でも最近の中継アングルは結構すごいですよ)。3D化で思ってしまったのですがドライバーショットなんかは映像&音声を3D化すると面白いのでは・・・

さて、年末の楽しみですが「紅白歌合戦」はサラウンド放送だったように記憶をしているのですが、今年はどうなのでしょうか? 「行く年、来る年」の除夜の鐘の音、初詣の参拝の方々が創り出す音、こういった環境音がサラウンドで放送されるのも楽しみです・・・

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