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掲載日:2022/02/21

【AV Watch】TVもスマホもPCも。TEAC小型アンプ「AI-301DA-Z」を活用

今となっては日本の音響機器専門メーカーも数少なくなってしまった感があるが、TEACは激動の時代を上手く生き残ったメーカーである。アナログ時代はオープンリールデッキで知られたが、以降は業務用機とコンシューマの上の方をずっとやってきた感がある。
昨今のコンシューマ機で人気が高いシリーズといえば、701、505、301番のReferenceシリーズがある。アンプやDAC、そのコンビネーションモデルで多くのパターンがある。その中で最も小型の301シリーズは2014年に最初のモデルが出ている。
筆者もハイレゾソース確認のために「UD-301」を購入したが、スペック的にも未だ現役で使えるモデルである。特に当時はDSDをデコードできるDACは低価格商品では珍しかった。
同じサイズでDACを内蔵したプリメインアンプの「AI-301DA」は、初号機が2014年、これに金メッキバナナプラグを同梱した「AI-301DA-SP」が2015年に登場している。そしてその後継機が今回ご紹介する「AI-301DA-Z」である。直販価格は52,800円。