日本オーディオ協会2019年度通常総会 会長挨拶

皆様こんにちは、昨年より会長を務めております小川でございます。
2019年度通常総会開催にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。先ずは、本日はお忙しいところを私共の総会に駆けつけて頂き有り難うございます。また、日頃からご支援を賜り心から御礼を申し上げます。

さて、日本オーディオ協会は、ここ数年いかに「良い音、心地良い音」をお客様にお届けするかという認識で、業界全体で「ハイレゾ・オーディオ」の普及に努めてきました。
特に、国内では大きな盛り上がりを見せる「イヤフォン・ヘッドフォン市場」に対し、新たに「ハイレゾオーディオ・ワイヤレス・ロゴ」付与制度を昨年からスタートしました。
この様な活動はもっと、もっと活性化していかなければならないと思っています。

また、AIや自動車の自動運転技術など「デジタライゼーションの力」で世の中が目まぐるしく進歩している中で、日本のオーディオ業界をいかに活性化していくかが、喫緊の課題です。「音楽を楽しみ、音楽に感動する」ことは人間としての普遍的なことです。それを追求するには、その時代に適応した「楽しみ方のスタイル」を提案していきたいと考えています。

来る6月29日(土)、30日(日)に有楽町の「東京国際フォーラム」で開催される「OTOTEN2019」では、オーディオマニアだけではなくビギナーの方、若い方々、特に女性の方々にも参加して頂きたいと思っています。今年は若い学生の方々にも「コンシェルジュ」として先導役を務めてもらうなど、新しい試みも行いますので、是非ご期待頂きたいと思います。

日本オーディオ協会は、業界を代表する伝統ある組織ですが、常に変化に対応できる日本オーディオ協会でありたいと思っています。業界としても「元気に明るく、変化に対応できる業界」であることを願うばかりです。日本オーディオ協会は是非ともそれを目指して今期はやっていきたいと考えています。

今後とも日本オーディオ協会の活動にご理解と、ご協力をお願いしまして総会開催にあたる御挨拶とさせて頂きます。

2019年6月12日(水)

一般社団法人 日本オーディオ協会 会長 小川 理子