ライブレコーディングセミナー 生録会 イベント報告
(社)日本オーディオ協会は、6月19日(土)都内の松本記念音楽迎賓館(松本記念館)にて、
一般参加者による~体験!ライブレコーディング生録会~を開催しました。
梅雨時期の開催で心配された天候でしたが、雨は朝のうちまでで止み、午後からは薄日が差すまでに回復、参加者は楽しい一日を過ごしました。
この「生録会」は、23名が参加され、会場のホールはリニアPCMレコーダーやマイクを設置したスタンドが林立し、
大変な熱気でした。
「生録会」は、予定の20名を超えて23名が参加、会場のホールはリニアPCMレコーダーやマイクを設置したスタンドが林立し、大変な熱気でした。
出演者は、バイオリン「田野倉雅秋」さん、ピアノ「澤田智子」さんで、講師に「岩井喬」さんを迎え、音元出版の岩出和美さんの司会でスタートしました。
出演のお二人は、
(1)シューマン:ヴァイオリンソナタ 第1番
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番よりラルゴ
(3)ショパン:小犬のワルツ
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第5番 「春」
を順番に演奏、バイオリンとピアノの音色と演奏技術の素晴らしさを披露してくれました。
参加者は、リニアPCMレコーダーにマイクやスタンドを持参したり、協力メーカーのレンタル機を使用し、目の前で演奏される音楽を生録する醍醐味を堪能しました。
講師の岩井さんからは、録音にあたって機器の特性や会場環境を考慮して、録音レベルやセット位置のアドバイスや、録音時のヘッドホンやパンフレットの扱いの注意なども説明があり、参加者はより良い音の録音を改めて学べました。
また、曲演奏の合間には、別途時間をとり録音した音楽を別室のステレオ機器で再生し、録音状態を確認する試聴会も行われました。
レンタル機使用の方には、音楽をCDに入れて持ち帰ってもらうサービスも行いました。
クラシック4曲の演奏と、2回の録音試聴会は3時間かけて行われ、好評の内に無事終了しました。
ライブレコーディングの模様