JASジャーナル2016年7月号(Vol.56 No.4)
長かった梅雨がようやく明けたようです。今年の夏は猛暑の予報もあるとか、どうぞご自愛ください。
本号では、一昨年復活を果たしたTechnicsの新型プレーヤー「SL-1200GAE」の紹介と解説をパナソニックの三浦氏に寄稿いただきました。元ソニー会長の盛田昭夫氏がかつて所蔵されており、ご家族から金沢蓄音器館に寄贈された蓄音機とリードオルガンを、同館館長の八日市屋氏に紹介いただきました。5月号での特集の続きとして「出展者から見るミュンヘンハイエンドショー」をスペックの石見氏に寄稿いただきました。家庭用ドルビーアトモスへの対応についてデノンのAVレシーバーの紹介と併せ、D&Mの高橋氏に寄稿いただきました。
連載「ハイレゾ機器解説」ではコルグの永木氏から同社のUSBDAC と専用アプリAudioGate4による「ハイレゾリューション・アーカイブ・システム」について寄稿いただきました。もう一つの連載「NHラボセミナー」第4回では、スピーカーエンジニアとして活躍されてきた茶谷氏に「ハイレゾを語る」として氏の思いを語っていただきました。
連載の「一録音エンジニアの回顧録」は第9回を迎えましたが、穴澤氏からいつも通り興味深い回想録が寄せられました。
5月号では休載しました「試聴室探訪記」は第31回、茨城県守谷市にお住いの永瀬氏の試聴室を訪ね、「ダブルウーハーの魅力全開」と題してお届けします。素晴らしい機器に囲まれたリスニングルームの様子をお楽しみ下さい。
JASインフォメーションでは理事会報告に加えて、6月8日に開催された通常総会の報告を掲載いたしました。
目次
- 表紙 (P1)
- 目次 (P2)
- アナログ ターンテーブル SL-1200GAEの開発 -三浦 寛 (P3~8)
- 金沢蓄音器館にきた「盛田コレクション」 -八日市屋 典之 (P9~12)
- 出展者から見るミュンヘンハイエンドショー -石見 周三 (P13-15)
- 家庭用ドルビーアトモス規格に世界初対応したデノン -髙橋 佑規 (P16-28)
- 【連載:『ハイレゾ機器解説』第8回】
DS-DAC-10RとAudioGate 4による ハイレゾリューション・アーカイブ・システム -永木 道子 (P29-35) - 【連載:「試聴室探訪記」第31回】
~ 谷口とものり、魅惑のパノラマ写真の世界 ~
ダブルウーファーの魅力全開 永瀬邸訪問 -谷口 とものり・森 芳久 (P36~39) - 【連載:一録音エンジニアの回顧録 ~アナログからデジタルへ~ 第9回】
録音プロジェクトでの初期構想と実現できた事柄 -穴澤 健明 (P40~49) - 【連載:NHラボセミナー 第4回】
ハイレゾを考える -茶谷 郁夫 (P50~57) - 【JASインフォメーション】
平成28年度 第1回(5月)、第2回(6月)理事会報告
平成28年 通常総会報告(平成28年6月8日開催)(P58~59)