一般的に周波数特性とは「ある電子回路に信号を入力した場合、その入力した信号の周波数によって出力時の信号の振幅や位相が変化する特性」のことを言います。
スピーカーやマイクの仕様欄にはF特が明記されており、このF特から製品の特性がわかります。ほとんどの場合、カタログ等にある仕様欄には数値しか掲載されていませんが、一部カタログ等ではグラフ（Y軸が振幅/dB、X軸が周波数/対数表示）を掲載している場合もあります。人間の可聴帯域と言われる「20Hz～20,000Hz」の特性が極力フラットになっているものが良いとされていますが、オーディオ協会の定義するハイレゾ対応製品では高域が40kHzまで伸びていることが必要最低条件となっています。